2011年10月20日

先日の

地域防災研究会で開催を知った、徳島大学の中野
晋先生の講演会

「地震・津波災害に備えるために」
   〜昭和・富田地区〜

に参加してきました。
あ、ここで告知するべきでした・・・


東北地方太平洋沖地震についてまずお話があり、
高台に逃げた人が撮影した衝撃的なビデオを観て。

『はるか彼方海のほうにに土煙が上がっていると思ったら「家が」
「瓦礫」がうねりながら押し寄せ、JRの高架を軽々乗り越えて
あっという間に足元に。異変に気がついて高台に上ろうと駆けて
くる人々の背後に。高台の人々の悲鳴の中、津波は・・・』

声を上げる方がたくさん。ほぼ満席、集まっているのは周辺の住民
の方々、高齢の方が多い。学童保育の先生も熱心に質問されてました。



東海、東南海、南海みっつが連動すると「スーパー広域災害」となる。



111020.jpg
冨田、昭和地区という住民にとってリアルにイメージできる範囲の
地図を使って

・震度予測→全域で震度6強
・東北域(新町川沿い)は南西域よりも軟弱層が厚く液状化の危険特大
・津波浸水高分布
・地域内の川沿いの堤防の高さ
・標高分布

等が紹介され、徳島沿岸での津波高が5mを越えると全域で3m以上浸水
(1階は水没)する可能性がある。と・・・

2m以上つかると半数流出したんじゃなかったかな学会の報告では。
3mつかったらものすごいことになることは間違いないですね。

他、

・余震は一年以上の長期にわたる。
・松茂など、平野部には非難できるところがない。
・県南は逃げる時間が短いが裏山がある。怖いのは平野。
・情報は、待っていてはダメ。自ら取りにいった人が助かっている。
・自主防災。役割分担をしておく。動く為に。
・一定の効果をあげた三陸沖の海底地震計、水圧計、波浪計。
・四国沖にも計画中。海陽町沖に要望している。
・夜来たら?太陽光でちいさな光を?
・市内の避難所は3階となっているが、屋上があることが条件になってくる。
・液状化で、道路陥没、電柱倒壊、マンホール浮き上がる→避難難しく。
・避難場所は二箇所以上想定すること。避難経路も。また、臨機応変!
・津波到達まで40分。いろんなことをイメージしておくことが大事。


これから地域地域で開催されるのでしょうね。
皆さん参加しましょう。地元を考える為に。





(トクシマ 内野輝明)



















posted by ft at 08:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: