まずは今回の福島行きの目的の一つ。
UIA大会で、様々なグッズを用意したり、各支部にあった
記念品などを集めたりして会期中と苦境国際フォーラムで出店
していたUIA推進特別委員会コアメンバーの一人高屋さんの
「高屋商店」(と、呼ばれていました(笑))の売り上げを
福島地域会に支援金として進呈しようと。
名義は「UIA推進特別委員会 コアメンバー有志」で。

高屋さん(北陸支部)と福島地域会長の辺見さんです!
せっかくいろんなところから集まっているんだからと、行政側の
立場の方がいろいろ話してくださり、質疑応答など・・・
・仮設以外の、一般の住宅や民間の建築の修理などが始まれば
人は足りなくなると危惧している。
・プレハブ協会いがいに、地元のグループと協定をという話もあるが
実際できるのか?見極めないと。
・徳島県が全国で最初に応急仮設木造住宅の供給で協定を結んだ
全国木造建設事業組合が福島にも「協定を」ときているが、
実際何ができて何ができないか、判断が必要。保留中。
・被災直後はどこかいられるところ、二次的に旅館、ホテル、また
体育館などなど。仮設住宅についてその間に考えるべき。
・こどもの学校、親の仕事、どこでどうする?それが決まっていく
中で、どこに仮設住宅を作るべきかを考えるべきだろう。
・あまりスピードはいらない。
・行政、設計、施工他建設メンバーが、できることを連携してする。
・3/14の時点で既にプレハブでは足りない、木造仮設が必要だと
わかっていた。用地も既に決まっていた。
・近隣との関係や、仮設住宅村としてのあり方など、ソフトも一緒に
公募するべきだと主張したが、それはならなかった。
・そうするべき。
「やってみてわかったこと」がいっぱいある。
これを教えてもらうということには大きな意味がある。
(トクシマ 内野輝明)
【関連する記事】
がむしゃらに前に進んできたフクシマや
その他の地域の経験と活動。
これらを次につなぐことが、
人間が共有できる得がたい(多くの犠牲を払いながら得た)
財産であると改めて思いました。
他の地域の方々の思いを受けて、
これからの私たち被災地のやるべき事が
はっきりと見えた気がします。
わざわざおいでいただいて
本当にありがとうございました。
こちらもがんばります!
最近、新聞などにも災害、復興の記事があまり見られなくなってきたことが不安です・・・。