今夜は、11月に地域の人達と行った【DIG/災害図上訓練】の様子を
お送りします。概要は、地域の広報である回覧板と写真をご覧下さい。
長年、地域に住む者からすると、この体験によって何がわかるのか最初は
半信半疑でしたが、講師の説明手順に従って進めていく中で、グループの
人と地域の様々なことを話し合いながら進めると、自分の知らない場所や、
建物、道、人など様々な情報が得られ、どこが安全で、どこが危険なのか
が共有できてきていったように思います。最終の完成マップの×印は、危
険な避難ルートを示し、青い付箋はその理由を書いていますが、後日、
その場所を確認してみたいと思うほどでした。
DIG、HUG、クロスロードなど、災害を想定した図上訓練は、あたか
も災害時に居るかのような気持ちで考えたり、地域の人達といざというと
きのことを共有できる、とても有効な方法だと思います。
地域の建築士も、このようなワークショップの手法を身につけて行くこと
が出来ればと思います。
M&N都市建築設計事務所 中村
以下、DIGの告知と、現場の模様です。
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