解説などはなくてただたんたんと紹介される、原発からの脱却を
めざす強い意志、または福島をうけてあらためられていく体制や
システム。日本が当事者なのに一番遅れているように見えたのは
気のせいではないだろうし、これをたんたんと放映するNHKに
「報道の良心」みたいなものも感じた。
そこでひときわ力強く、印象的だったのが米原子力規制委員会の
ヤツコ委員長の姿勢。大勢をまとめる、とか、うまくすすめる、
とかではなく、「安全でなければ進めてはならない」という原則
をかたくなに主張して、5人いる委員のうち自分だけが反対でも
その反対を貫く。というその姿勢。
米国は大丈夫だなあと感銘を受けた・・・
(徳島新聞)
その委員長が辞任。え?米国も?と思ってしまう。
「原理主義」って危うい響きもあるけど、安全はやはり全ての根本、
要ですよね。原理主義でいってほしいですね安全は。
「現実主義」ではなく。
(トクシマ 内野輝明)
【関連する記事】
そして同じように大きな流れに流されないように
祈りたい気持ちです。
そんな正義がまだ残っていることを信じたい。
会津武士道に伝わる什(じゅう)の掟の中に
「ならぬことはならぬ」という言葉があります。会津出身の政治家、伊東正義を思い出します。