詳しくは徳島県住宅課HPで
地震がおきたら、被災した建物を調査して
赤:危険
■この建築物に立ち入ることは危険です
■立ち入る場合は専門家に相談し、応急措置を行った後にして下さい
黄:要注意
■この建築物に立ち入る場合には十分注意して下さい
■応急的に補強する場合には専門家にご相談下さい
緑:調査済
■この建築物の被災程度は小さいと考えられます
■建築物は使用可能です
という、判定をして、

この紙を貼ります。
建築士会の地域防災研究会では、避難所になる学校などの施設に、
地震がおきて誰がかけつけてその判定をするのかを事前に確認
するなどの準備を、県の方と一緒に始めています。
「こんな資格なんか取らなくてもそのときになったら動くよ」
なんていわずに、今から講習を受けて、そのような事前の準備に
参加しておくことこそ重要です。
建築士のみなさん。受講して下さい。そして、自分の住んでいる
地域の避難所を把握して、みんなで相談しておきましょう。
登録証の横にあるのは「クラックスケール」です。躯体のヒビ
にあてて、ダメージの等級を判定するためのものです。
2月14日です。
県下の建築士8000名以上(登録上の数字)のうち、判定士は
ほんの590名です。
(トクシマ 内野輝明)
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東日本大震災で郡山周辺の応急危険度判定をして歩きました。
あまりに件数が多く住人の方が首を長くして待っているような状態で、
あるお宅で、外観からはそんなにひどくは見えなかったけれど基礎がひどくやられていて、
20〜30分くらい見て廻ってから
同伴者相談して申し分けなさそうに赤紙を張ったことがありました。
われわれの行動をじっと見ていた住人の方がその赤紙を見て
「ありがとうございます。住み続けていいものかわからず、
びくびくしていたけれど専門家にはっきり言ってもらって吹っ切れました」と。
私たちの責任は重いなと感じました。
建築士・応急危険度判定士