いわゆる
木住協です。
2011年夏に木造建築研究会が立ち上がった際も
「木住協があるのになぜ?」という声もあった
らしいですが、参加してみて納得。
今年設立三十年を迎えるこの組織は、県をはじめ
多くの市町村や、木造住宅周辺の多くの団体の
代表者が参加していて、潜在的機動力高そうです。
木研がやるべきことと、木住協ならもっとできること
がありそう。なんでもかんでも木研でやるのは無理
があるし、それぞれ補完しあいながら協働していける。
ちょっと気が楽になった。
年末に企画されている「30周年記念シンポジウム」
のテーマは二つ。
・木匠塾卒業生
・木造循環型住宅供給体制
かつて徳島にもあった大工さん養成塾の卒業生の
動向をさぐりつつ、今後ますます深刻になっていく
技術者不足をどうするのか、どうすればわかいしが
興味をもって建築づくりの道に入ってきてくれるか
を考える。
のと、後者のほうは、仮設住宅や事前復興住宅など
建築による事前復興と、それに大きな役割を果たす
木材備蓄をあわせて考えて、一般住宅を中心とした
木造住宅の大きなリンク、サイクル、山の復興へと
つなげる循環を議論するもの。
そうです後者のほうは、木研でも再々話題になるし、
1月から毎月開催している緊急住宅会議で見えてきた
命題そのものです。
幸い「木造循環型住宅供給体制」の方のリーダーを
おおせつかり、ワーキング会議を招集しました。
議事録は
こちらから。
議事録から湯気が立ってます。
少数ながらまさに精鋭のみなさん。
緊急住宅会議にも参加を要請します。
年末のシンポという区切りで一定の成果をあげて
そこから先の道筋を示したいですね。